2024年3月6日
「神戸の須磨海岸を里海に」Suma豊かな海プロジェクト
ブルーカーボンとは、大気中の二酸化炭素が、海藻・海草などの海の生態系に吸収され、固定される炭素のことを指し、新たな二酸化炭素の吸収源として注目されています。
この度、すまうら水産有限責任事業組合、須磨里海の会、兵庫県、神戸市の4者でのブルーカーボン生態系の創出活動が「Jブルークレジット」※に認証されました。これを受け、「Jブルークレジット」の購入申込の公募を開始しましたのでお知らせします。カーボンニュートラルの実現に向けて、ご関心のある企業・法人の皆さまは、応募をご検討ください。
※ブルーカーボンを定量化して取引可能なクレジットにしたものです。国が設立を認可したジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)が創設し、認証・発行・管理しています。
1.プロジェクト名 「神戸の須磨海岸を里海に」Suma豊かな海プロジェクト
2.発行されたクレジット数量
5.5[t-CO2] ※年間に家庭から排出されるCO2の約1.5世帯分に相当
3.プロジェクトの特徴
須磨海岸は、海水浴場や漁場として多面的に利用されており、それに伴って、海岸の遠浅化や沖の魚礁の整備等を実施しています。この人工的に整備した海岸で、従来より実施されてきたワカメ養殖などの漁業や、アマモ植栽などの環境保全活動を行うことで多様な藻場が創出されています。また、多くの方が海の豊かさを実感し、海に関心をもち活動に参加できるように、環境保全や啓発活動などの取り組みも行っています。(「プロジェクト概要」参照)
4.公募申込の手続き 詳細については、以下の関連リンクをご参照下さい。
Jブルークレジット │ ジャパンブルーエコノミー技術研究組合 Japan Blue Economy Association